ニュース 金融 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054936
中央銀行は15日、市中銀行による昨年12月の人民元建て送金総額が前月を4割以上上回る過去最高の3,190億3,700万人民元(約6兆円)となり、3,000億元の大台を突破したと発表した。16日付経済日報が伝えた。
顔外匯局長は16日、前任の定年退職に伴い、副局長から昇格した(15日=中央社)
中銀は人民元送金の増加理由について、ハイテク業界による三角貿易に伴う送金需要と企業による銀行間送金の増加を挙げた。中銀は「企業の人民元資金需要の増加を示すもので、傾向を前向きにとらえている」と指摘した。
中銀の顔輝煌外匯局長(為替局長)は「香港と上海による株式相互取引(滬港通)の開始も送金増加の一因ではないか」と指摘した。
一方、市中銀行の人民元建て預金残高も増え続けており、昨年末時点で前月末比0.55%増の3,022億6,700万人民元となった。
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