ニュース 建設 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054942
柯文哲台北市長は、台北駅周辺の高層ツインビル「双子星大楼」開発計画で事業者選定が難航していることに関連し、入札をやり直す方針を固めたことが分かった。16日付工商時報が伝えた。
林欽栄副市長が15日明らかにしたもので、柯市長はツインビルのような大型プロジェクトの入札に国際的な建設会社がなかったのは、プロジェクトに何らかの問題があったからだとし、オープンで透明な国際入札を実施すべきだとの考えを示したもようだ。
ツインビルをめぐっては、郝龍斌前市長が昨年10月、優先交渉対象者となった太極双星国際開発、中華工程(BESエンジニアリング)が相次いで契約資格を失い、計画推進のめどが立たなくなったことを受け、入札を断念し、台北市政府捷運工程局が事業主体となる構想を示していた。これに対し、就任後矢継ぎ早に独自色を打ち出している柯市長はあっさりと前市長の方針を転換し、入札再実施に踏み出した格好だ。
ただ、台北市政府の林鶴明報道官は「再入札の具体的な時期は決まっていない」と説明した。柯市長はツインビルだけでなく、台北市で計画されている他のBOT(建設、運営、譲渡)事業、再開発事業についても全体的に見直しを進める方針とされる。
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