ニュース その他製造 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054945
セメントの国産実業建設(ゴールドサン・ディベロプメント&コンストラクション)、警備の中興保全(台湾セコム)、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)3社を中核とするSIGMU集団は15日、今年のグループ売上高目標について前年比20%増で過去最高の600億台湾元(約2,200億円)と表明した。特定の事業に注力するのではなく、3大事業の均衡ある発展によって目標を達成する考えだ。16日付経済日報が報じた。
林明昇副総裁(左)は中興保全について、業績が安定しており、今年は過去最高の利益を計上する可能性があるとした(15日=中央社)
国産実業は昨年の345億2,200万元から15~20%の増収が目標だ。また、今年のコンクリート出荷量目標は、前年比120万立方メートル増の720万立方メートルだ。
今年はセメントの生産地、検査履歴を追跡できる品質保証システムを推進し、顧客満足度を上げたいとしている。また、従来より進めていた製販一貫体制戦略が効果を挙げており、今年は専用ばら積み貨物船1隻を追加投入して全6隻体制とし、100%経営権を持つ台北港の専用埠頭(ふとう)拡張を予定している。
中興保全は、昨年の130億7,200万元から5%以上の成長が目標で、モノのインターネット(IoT)と連携した新サービス、「中保無限プラス」の販売拡大に注力する。
復興航空は、昨年の131億6,600万元から15〜25%の増収を目標に据えており、今年も新路線を拡充する予定だ。
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