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ASEの排水リサイクル施設、試験運用を開始


ニュース 電子 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054949

ASEの排水リサイクル施設、試験運用を開始

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が7億5,000万台湾元(約27億円)を投じて高雄市の楠梓加工出口区(輸出加工区)に建設した排水リサイクル施設が同市環境保護局の認可を取得し、15日に試験運用を開始した。同施設は同様の施設としては処理能力が台湾最大で、1日に2万トンの排水を処理し、1万トンを回収することが可能だという。正式に稼働すれば、楠梓加工出口区の水不足解消に貢献すると期待される。16日付工商時報が報じた。

 ASEの排水リサイクル施設は2期に分けて建設を進めており、今回試験運用を開始したのは第1期に当たる。今年4月15日までの試験運用で問題がなければ、正式稼働が認められる。

 一方、第2期施設は2017年上半期に完成する予定で、処理能力は2倍に拡大する見通しだ。なお同施設の設置に対する総投資額は11億5,000万元に上る。