ニュース 電子 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054950
中国政府の補助政策を追い風に同国の発光ダイオード(LED)チップメーカーが経営規模を拡大しており、業界予測によると今年または来年にも生産額で台湾メーカーを追い抜き、世界最大の生産拠点となる見通しだ。16日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、中国LED産業の2014年生産額は前年比約40%増の120億〜138億人民元(約2,250億〜2,580億円)となった。この中には台湾メーカーが同国に設置している工場も含まれるが、地場メーカーのみの生産額も100億人民元に上ったとみられる。
また設備稼働率も13年の52%から昨年は60%まで上昇。現在、同国LED産業が保有するMOCVD(有機金属気相成長法)装置は1,172台で今年も250台以上の増加が見込まれており、同国全体の生産額は今年、約35%成長して180億人民元に達すると見込まれている。
一方、台湾のLED産業は今年、生産能力の拡充について設備の更新や生産効率の改善が中心となるため、その規模は限られる見通しだ。
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