ニュース 社会 作成日:2015年1月19日_記事番号:T00054954
台湾中南部を中心に鳥インフルエンザが拡大する中、行政院農業委員会(農委会)は18日、彰化県伸港郷の農家で放し飼いされていたニワトリからH5N2亜型のウイルスが検出されたことを明らかにした。このほか、彰化県と屏東県の養鶏場でも疑い例が見つかった。19日付中国時報が伝えた。
張淑賢・農委会動植物防疫検疫局長は、放し飼いのニワトリは渡り鳥からウイルスに感染しやすいと説明した(18日=中央社)
ニワトリからH5N2亜型ウイルスが発見されたのは初となる。
彰化県家畜疾病防治所によると、伸港郷の農家では、ニワトリ55羽が放し飼いされており、13日に疑い例の通報があった。その後、16日にウイルスがH5型であることが判明した時点で、飼育中のニワトリは全て殺処分された。ニワトリは販売目的ではなく、防虫目的に飼われていた。
農委会の集計によると、18日午後6時時点でH5亜型ウイルスが確認された飼育施設は239カ所で、うち130カ所で殺処分を完了した。
一方、雲林県内では今月11日から死んだガチョウが大量に不法投棄されているのが見つかり、容疑者が動物伝染病防治条例違反などの疑いで摘発された。
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