ニュース 建設 作成日:2015年1月19日_記事番号:T00054966
柯文哲台北市長は16日、聯合報のインタビューに応じ、基隆河と淡水河の合流地点付近にある中州、社子島の開発計画の見直しを表明したことについて、実行は不可能だと判断し、見直しを決断したと説明した。17日付聯合報が伝えた。
林台北副市長(左2)。今後社子島の開発は「台北のアムステルダム」を目指す(18日=中央社)
郝龍斌前市長が「台北のマンハッタン」を掲げた社子島開発について、柯市長は「時間がかかりすぎ、実行は不可能だ。オランダのアムステルダムやドイツのハンブルクを参考にしながら、水と共生する形で低密度開発を行いたい。4~5年以内に建築禁止を解除するのが目標だ」と述べた。
柯市長は特に、従来の計画では1,600万立方メートルに及ぶ埋め立て用の土砂の確保が難しい点を挙げ、少なくとも20年以上を要するとみられることを問題視した。
柯市長は就任後、林欽栄副市長を召集人とし、社子島開発計画専門小委員会を設置。計画見直しの方針は16日の関係部局会議で決まった。
柯市長は郝前市長時代の開発計画を見た時の印象について、「こんな実行不可能な計画をなぜ打ち出したのかと思った」と振り返り、今後の計画見直しについては「従来の計画には沿わず、実行不可能な計画は改める」と言明した。
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