ニュース 建設 作成日:2015年1月19日_記事番号:T00054967
柯文哲台北市長は18日、「台北の秋葉原」を目指した同市の10大建設で、鴻海科技集団(フォックスコン)が主導する3C(コンピューター、通信、家電)製品の大型販売店「三創生活園区」について、「落札価格がなぜあれほど安かったのか」と述べ、検証を進める考えを示した。19日付中国時報などが報じた。
鴻海は600万台湾元(約2,200万円)を投じて各紙に広告を掲載した(19日=YSN)
柯市長は「今週中にも市政府に廉政委員会を設け、調査すべきは委員会に調査を委ねる。前市長時代を清算しようとしているとの印象を与えようとは思っていない」と述べた。
これに対し、鴻海は19日の主要紙1面に柯市長に48時間以内に入札過程に関する全資料を公表し、鴻海の無実を証明するよう要求する広告を掲載。対決姿勢を示した。三創生活園区は3月オープンに向け準備を進めているが、合法性が認められるまで工事を中断することも決めた。
台北秋葉原は6年前に市政府が事業権入札を実施し、7社競合の末、鴻海が事業権を取得していた。
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