ニュース 石油・化学 作成日:2015年1月19日_記事番号:T00054970
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は今年、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の中国・浙江省寧波プラント拡張と、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)と南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)が42.5%ずつ出資するベトナム法人、台湾興業の生産能力拡充計画が完了し、年間160億台湾元(約600億円)の売上成長をもたらす見通しだ。18日付経済日報が報じた。
台塑の寧波プラント拡張は今年上半期に完了する予定だ。投資額は7億5,000万米ドル。昨年12月にポリ塩化ビニル(PVC)乳化粉が試験生産に入った他、今年第1四半期には高吸水性樹脂(SAP)、アクリル酸エステル(AE)、上半期中にエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)の生産を開始する計画だ。
台湾興業は2013年9月に現地生産能力の拡充を発表していた。投資額は約5億米ドル、年産能力を3万8,000トン増強し、ほぼ2倍に拡大する。南亜プラは、PVCシートなど繊維類の生産ラインが上半期に完工し、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(BOPP)などは今年末に完成すると説明した。
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