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コンパル15年出荷、1億台突破へ【表】


ニュース 電子 作成日:2015年1月19日_記事番号:T00054971

コンパル15年出荷、1億台突破へ【表】

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の許勝雄董事長は16日、今年はハード製品の合計出荷台数が前年比32%増の1億台を上回るとの見通しを示した。また、売上高も昨年の8,458億台湾元(約3兆2,000億円)から2桁成長を遂げ、過去最高を目指すと表明した。17日経済日報などが報じた。

 今年の製品別出荷台数について同社の陳瑞聡総経理は、ノートPCは昨年(4,300万台)並みにとどまるものの、タブレット端末やスマートフォンで大幅成長が見込めるとした。スマホは聯想集団(レノボ)やマイクロソフトを中心に前年比倍増の4,000万台との内部目標を立てており、その結果、ノートPC以外の売上高が3割に達する見通しだ。

 陳総経理はまた、スマホの顧客需要の高まりと中国での賃金上昇に対応するため、今年第3四半期に、2008年から操業を停止していたノートPC生産のベトナム・ハノイ工場をスマホ工場として再稼働することを明らかにした。今年末までにスマホ出荷全体の10~15%、来年には25%を同工場で生産したいとしている。

 なお、今年の設備投資額は約50億元で、昨年の70億~80億元を下回ると説明した。