ニュース 電子 作成日:2015年1月19日_記事番号:T00054972
マイクロソフト(MS)がグーグルのクロームブックに対抗するため、ウィンドウズOS(基本ソフト)のライセンス料を引き下げたノートパソコンパートナープログラム「NPP」第1弾が昨年末に終了、第2弾は2月開始の見通しを受け、証券会社は華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)は、非需要期の第1四半期に前期比15〜20%の減収になると予想している。19日付工商時報が報じた。
MSは昨年4月から、249米ドルのウィンドウズ搭載ノートPCを市場に投入するため、249米ドル以下、11.6インチ以上のノートPCを対象にOEM(相手先ブランドによる生産)向けのライセンス料を70%引きとした他、下半期からはクロームブックが開拓した199米ドル市場に参入するため、サイズ制限なく関連補助を打ち出した。そのため、ASUS、エイサーを含むPCブランドはこれらの第1弾補助が終了する前の12月に在庫を積み増した。
第1四半期はMSによる補助の端境期に当たる他、2月は春節(旧正月)で営業日が少ないこともあり、証券会社は、ノートPC需要は例年以上に弱まると予測。ASUSとエイサーの出荷台数は減少し、3月以降にようやく回復すると予想した。
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