ニュース 社会 作成日:2015年1月20日_記事番号:T00054983
日本プロ野球の中日や阪神で活躍した強打者、大豊泰昭さん(本名・陳大豊、南投県出身)が18日、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去した。51歳だった。大豊さんは王貞治氏にあこがれて渡日。王氏と同じ1本足打法で1994年のシーズンにはホームラン38本、107打点でセ・リーグの二冠王に輝いた。台湾出身の打者で同タイトルを獲得したのは、現在に至るまで大豊さんのみだ。20日付蘋果日報が報じた。
大豊さん(右)は豪快なバッティングで台湾にも多くのファンがいた(中央社)
大豊さんの死去に台湾の球界関係者も相次いで哀悼の意を寄せた。引退後、中日のスカウトとして、現在米大リーグ、オリオールズで主力投手となった陳偉殷(チェン・ウェイン)の入団に尽力しており、陳投手は「大豊さんのお世話になったことにとても感謝している。逝去の報を聞き大変残念だ」とコメントした。
中日で8年間チームメートだった台東出身の元セーブ王、郭源治さんは「彼は非常に真面目で、彼がいたことが励みになった」と振り返った。
大豊さんは01年に台中で開かれた野球のワールドカップで台湾代表に加わり、南アフリカ戦で逆転満塁ホームランを放つなど、台湾の3位入賞に貢献した。当時チームメートだった統一セブン-イレブン・ライオンズの張泰山は、「彼は大スターだったのに全く偉ぶるところがなく、チームに溶け込んでいた。昨年、台湾のファン向けの動画で彼がひどく痩せてしまったのを見て驚いた」と語った。
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