ニュース 社会 作成日:2015年1月20日_記事番号:T00054987
行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局(防検局)は19日、屏東県の放し飼いによる養鶏場でH5N8型の鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを明らかにした。8万羽が殺処分される。同県ではこのほか、卵採取用の養鶏場でもH5亜型ウイルスが確認され、14万羽が殺処分される。20日付蘋果日報が伝えた。
感染が確認された屏東県の養鶏場。台湾東部の養鶏場では感染が確認されていないが、ウイルスが自動車などに付着し、東部に運ばれることもあり油断できないと専門家は指摘している(19日=中央社)
農委会の陳保基主任委員は立法院で最新状況を報告し、「新ウイルスのガチョウやアヒルからニワトリへの拡大は既に深刻となった」と述べ、最終的に殺処分される家禽(かきん)類が100万羽に上るとの見方を示した。殺処分の規模は2012年の流行時の約6万羽をはるかに上回る。
陳主任委員は、これまでに確認されたウイルス3種(H5N2亜型、H5N8、H5N3)はアミノ酸配列の特徴からみて、いずれも渡り鳥によって韓国から持ち込まれたとの見方を示した。
防検局の集計によると、疑い例が報告された飼育施設での家禽類の総飼育数は132万羽に上っている。
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