ニュース 金融 作成日:2015年1月20日_記事番号:T00054993
台湾生保各社は昨年、台湾元安で多額の為替差益を上げたことを受け、為替変動に備えた外国為替価格変動準備金を220億台湾元(約820億円)積み増したことが分かった。積み増し規模としては過去最多で、帳簿上の同準備金は業界全体で450億元前後となった。20日付工商時報が伝えた。
積み増し規模は国泰人寿保険(キャセイライフ)の64億元が最多で、同準備金は168億元に達した。以下、南山人寿保険が51億元増の89億元、新光人寿保険が43億元増の83億元などとなっている。
同準備金は台湾元相場が上昇した際の為替差損時に切り崩し、収益を安定させる役割を担うため、2012年第1四半期から計上されている。為替差損が生じた場合は、損失額の最大50%を準備金で相殺できる。
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