ニュース 電子 作成日:2015年1月20日_記事番号:T00055004
光学関連製品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)はこのほど、アジアの携帯電話ブランドからデュアルレンズを受注し、第2四半期から出荷を開始する予定だ。20日付経済日報が報じた。
同社は、デュアルレンズの開発は台湾メーカーで最も早く取り組んでいたと強調。当初はモバイル端末向けではなく、米国顧客への出荷や3次元(3D)効果のためだったが、携帯電話向けにいつでもオーダーメード製品を提供できる技術力を有すると説明した。なお、携帯電話にデュアルレンズカメラを搭載しているのは現在、宏達国際電子(HTC)と華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のみだが、今年はアップルなども追随するとみられ関連製品の大幅成長が見込まれている。
ライトンは、携帯電話ブランド各社は搭載デジタルカメラの機能を強化しており、ハイエンドカメラレンズの出荷が増加傾向にあると説明。同社の1,300万画素、手ぶれ補正、デュアルレンズモジュールの出荷シェアは昨年45%に上った。今年はハイエンド製品の生産を拡大するため、出荷比率が50%を超え、携帯電話向け製品が同社の業績をけん引するとの見解を示した。なお、昨年末までの携帯電話向けカメラモジュールの出荷は毎月3,000万個、昨年通年の出荷総額は400億台湾元(約1,500億円)に上った。
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