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渡り鳥からH7N9型ウイルス、高雄市で検出


ニュース 社会 作成日:2015年1月21日_記事番号:T00055011

渡り鳥からH7N9型ウイルス、高雄市で検出

 行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局(防検局)は20日、高雄市の茄テイ湿地(テイは草かんむりに定)で渡り鳥のふんからH7N9型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。21日付蘋果日報が伝えた。


嘉義県では渡り鳥の飛来する鰲鼓湿地(東石郷)などで異常がないか観測を強化している(中央社)

 中国では最近、H7N9型ウイルスで3人が死亡しているが、防検局によると、中国で確認されたウイルス株とは異なるため、人間には伝染しないという。

 ただ、専門家は他のウイルスと接触すれば、変異を起こす可能性があるとして警戒を呼び掛けた。

 一方、今回の鳥インフルエンザ流行で、新たに32カ所で疑い例が発見され、これまでの累計で306カ所となった。うち270カ所でH5亜型ウイルスが確認された。殺処分された家禽(かきん)類は154カ所で34万羽余りに上った。

 H5N8型ウイルスが確認された屏東県大武山にある放し飼いの養鶏場には、国軍兵士100人以上が投入され、3日以内に22万羽の殺処分を完了する予定だ。