ニュース 建設 作成日:2015年1月21日_記事番号:T00055020
国家発展委員会(国発会)の管中閔主任委員は20日、柯文哲台北市長と会談し、米シリコンバレーのような創新創業園区の設置に関連して、2010年に開催された台北国際花卉博覧会(花博)で使用された建築物を利用することで一致した。費用は行政院国家発展基金(国発基金)で賄う。21日付経済日報が伝えた。
柯台北市長(左)と管主任委員(右)。国発会は、花博跡地は面積も広く、交通の便も良いと好感している(20日=中央社)
国発会の報道発表によると、管主任委員は「柯文哲市長チームの果断かつ迅速なさまは痛快なほどだ」と評価した。
同構想は、郝龍斌前市長の在任中に一度決まっていた。しかし、管主任委員が今月12日に柯市長を訪ねた際、花博跡地のインフラが不十分だという理由で、柯市長が国発会に他の場所を検討するよう求めたことから、他の大型プロジェクトと同様、見直しを迫られるのではないかとの観測も浮上していた。
計画によると、国発会は花博公園会館西側の地下1階から地上5階までのスペース(延べ床面積約2,900坪)が創新創業園区に改装される。改装工事は年内にも完了する予定だ。改装費用は2億台湾元(約7億5,000万円)が見込まれたが、立法院で批判を浴びたため、下方修正される見通しだ。
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