ニュース 電子 作成日:2015年1月21日_記事番号:T00055023
スマートフォンが第3世代(3G)移動通信規格から4Gに移行する中、インダクター使用量が大幅に増え供給が逼迫(ひっぱく)しており、奇力新電子は春節(旧正月、今年は2月19日)休暇返上で需要に対応する計画だ。21日付工商時報が報じた。
4Gスマホに使用される小型一体型インダクターは3Gスマホより1台当たり20〜30個、0201サイズの高周波インダクターは100個多い。両製品を供給する台湾メーカーが少ないことも奇力新の供給逼迫に拍車を掛けている。
同社の小型一体型インダクターは、生産能力を拡充した昨年第4四半期にやっと売上高構成比10%となり、従来から倍増した。今年は通年で10%を超える見通しだ。同社は、0201高周波インダクターの月産能力を第1四半期に4億個、第2四半期に6億個へと、昨年の5,000万個より大幅に増強すると説明した。
証券会社は、奇力新は今年の売上高が四半期ごとに増加し、通年で前年比10〜15%増えるとみている。
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