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1月下旬のテレビパネル、価格上昇が一服【表】


ニュース 電子 作成日:2015年1月21日_記事番号:T00055024

1月下旬のテレビパネル、価格上昇が一服【表】

 液晶パネル価格上昇が半年以上続いたが、市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、1月下旬の液晶テレビ用パネル価格は横ばいとなる。韓国ブランドの在庫積み増し需要があるものの、非需要期のため、50インチ以下のパネルは供給不足から需給均衡に転じ、60、65インチパネル価格は1月下旬に5~8米ドル下落するとの見方だ。21日付工商時報が報じた。

 テレビブランドのパネル在庫水準は大部分が2週間前後と健全な水準だが、第1四半期の液晶テレビ出荷は販路の在庫調整で25%減少する可能性がある。超解像度4K2Kパネルは、受容性拡大のため、パネルメーカーがオファー価格を下げる傾向が見られる。

 一方、第1四半期のモニター用パネル出荷は6%減少する予測だ。65インチのテレビ用パネル需要減を受け、第6世代パネル生産ラインでも生産する19.5、21.5インチパネルは価格が0.7~0.8米ドル下落。27インチ以上のパネルは値下げで需要を喚起しており、下落幅は0.6~1米ドル、その他サイズは平均0.5~0.7米ドル下落。

 ロシアやブラジルなど新興国の通貨安を受け、第1四半期のノートパソコン用パネル出荷は20%以上減少する恐れがある。これにより、主流の14、15.6インチパネルの1月価格は0.6~0.7米ドル下落、その他サイズは0.5米ドル下落するとみられる。