ニュース 社会 作成日:2015年1月22日_記事番号:T00055037
鴻海科技集団(フォックスコン)の主導する3C(コンピューター、通信、家電)製品の大型販売店「三創生活園区」をめぐり、同社と柯文哲台北市長の対立が深まる中、柯市長は「三創園区の件は優先処理が最も高いわけではない」として、鴻海が求めた48時間以内の情報公開要求には応じなかった。22日付蘋果日報が伝えた。
オープンを3月に控える三創生活園区だが、鴻海は台北市政府との争議を受けて工事を中断している(中央社)
問題の発端は、柯台北市長が三創生活園区の落札過程に疑問があると公に発言したこと。これに対し、同社の郭台銘董事長は19日付新聞各紙に広告を掲載し、落札当時の資料を48時間以内にインターネット上に公開するよう柯市長に要求していた。
柯市長は21日、郭董事長の広告について、「問題があるなら市政府に直接来て話すべきだ」と不満をあらわにし、問題の三創生活園区については「賃料が安いらしいが、帰ってチェックしてみる」と述べるにとどまった。
一部の台北市議からは、当時の契約書をチェックしたところ、瑕疵(かし)はなかったが、付属商業施設の面積が交通インフラよりも広いにもかかわらず、賃料が交通用地の基準で計算されており不合理だとの指摘が出た。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722