ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高雄MICE聯盟発足、イベント需要に狙い


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月22日_記事番号:T00055045

高雄MICE聯盟発足、イベント需要に狙い

 高雄市政府は21日、MICE(ミーティング、インセンティブ、コンベンション、エキシビション/イベント)産業の発展を好感し、「高雄会展(MICE)聯盟」を発足した。同聯盟は、産学官、研究機関が交流を図るネットワーク、プラットフォームを設立し、共同で高雄MICEの知名度、イメージをアピールする他、会員同士の業界を越えた交流や提携、人材育成などを図る。22日付工商時報が報じた。


陳高雄市長(中)がかじ取りを担い、高雄MICE聯盟の発足を宣言した(高雄市政府リリースより)

 高雄市は昨年4月、高雄展覧館(高雄エキシビションセンター、KEC)がオープンし、15回のイベントが開催され来場者数は127万人に上った。今年は25回の大型イベントが予定され、180万人の来場を見込む。

 陳菊高雄市長は、同市はここ数年MICE産業の発展に注力してきたと説明。今年は周辺産業への経済効果は200億台湾元(約750億円)に上るとの試算を示した。

 MICE産業の専門家によると、周辺産業で最も恩恵を受けるのは会場で経済効果は全体の21.65%の43億3,000万元。次いで▽物流、39億3,800万元(19.69%)▽会議専門運営機関(PCO)などのMICEサービス、33億7,900万元(16.89%)▽設計、26億8,100万元(13.41%)──など。宿泊施設は5億2,100万元(2.61%)だが大型イベントの場合は7.12%に上昇する。