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台北市の無料公衆無線LAN、4Gへの交代構想


ニュース 電子 作成日:2015年1月22日_記事番号:T00055050

台北市の無料公衆無線LAN、4Gへの交代構想

 台北市の無料公衆無線LANサービス「Taipei Free(台北公衆区免費無線上網)」がつながりにくいとの苦情が聞かれる中、柯文哲台北市長は21日、第4世代(4G)移動通信ネットワークを使い放題にした方が、台北市全域を公衆無線LANサービスでカバーするよりも効果的だと発言した。22日付自由時報が伝えた。

 ただ、現時点で実現には困難を伴いそうだ。台北市政府資訊局の李維斌局長は「柯市長から無料で4Gを利用できるようにしたらどうかという話があったのは事実が、現時点で『Taipei Free』を廃止することはない」と述べた。

 同局関係者は「技術的な理由以外にも十分な経費が必要となるため、現時点では推進が難しいのではないか」と述べた。

 柯市長は就任前の段階で、無料公衆無線LANサービスの自動管理システムを導入することでアクセスの混雑を解消することを公約に掲げ、都市交通システム(MRT)の駅で試験導入する方針を示していた。