ニュース 電子 作成日:2015年1月22日_記事番号:T00055059
中小型液晶パネル世界最大手、ジャパンディスプレイ(JDI)は22日、100%子会社の高雄晶傑達光電科技(KOE、高雄市)が車載用ディスプレイモジュールの生産能力を拡大すると発表した。今年5月から段階的に生産能力を増強し、現在の月産18万枚から2016年末までに45万枚に増やす。投資額は約20億円とみられる。
同日付経済日報によると、JDIは日本、欧州の車載用ディスプレイ市場を制覇、米国のフォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)からも受注し、大規模増産を決めたもようだ。自動車へのディスプレイ搭載数が増加する中、JDIは今後も年10%以上の成長を見込む。
KOEは車載用と産業用ディスプレイモジュールを生産しており、JDIが販売する7インチ以上の中型車載用ディスプレイモジュールの2割弱を手掛ける。生産能力拡充後は3分の1以上を占め、中国の蘇州工場に続く第2の生産拠点となる。
張士晶KOE董事長は、昨年まで産業用の出荷が約50%を占めたが、増産により車載用が今年65%に達し、初めて産業用を上回る見通しだと話した。
KOEのモジュール組み立てライン(JDIリリースより)
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