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15年貿易競争力ランキング、台湾は2年連続下落=IEAT【表】


ニュース その他分野 作成日:2015年1月23日_記事番号:T00055066

15年貿易競争力ランキング、台湾は2年連続下落=IEAT【表】

 台北市輸出入公会(IEAT)は22日、世界54カ国・地域の貿易競争力をランク付けした「2015年貿易環境・発展潜在力調査報告」を発表した。台湾は14位で昨年の12位から順位を落とし、2年連続の下落となった。この結果について黄呈ソウ(王ヘンに宗)IEAT理事長は、他国との自由貿易協定(FTA)締結への進展が見られない他、14年の政治経済情勢がやや不安定だったことを理由として挙げた。23日付経済日報が報じた。

 ランキング上位は、▽1位、シンガポール(前年2位)▽2位、米国(6位)▽3位、カナダ(1位)──となっている。

 同報告では中国、韓国、香港が台湾の主な貿易競争相手と指摘し、米国、日本、マレーシアとのFTA締結や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)への加入を果たすべきとした。

 また、今年初めて発表した研究開発(R&D)、労働力など7大ニッチ市場分析によると、台湾はロジスティクス管理の潜在成長性で10位に入っており、この分野の有望性を示した。