ニュース その他分野 作成日:2015年1月23日_記事番号:T00055068
立法院は22日、違法排水に対する刑罰を大幅に強化した水汚染防治法(水質汚染防止法)の改正案を可決した。23日付自由時報が伝えた。
同法改正により、基準値を超える有害物質を含む違法排水に対する罰金が従来の100万台湾元から500万元(約1,900万円)に引き上げられるほか、違法排水が疾病や環境の深刻な汚染につながった場合は、懲役1~7年、2,000万元以下の罰金を科す。さらに、違法排水が原因で死者が出た場合には、懲役7年以上で最高刑が無期懲役となり、3,000万元以下の罰金が科される。
改正案は先週、立法院の社会福利・衛生環境委員会で可決後、与野党合意が成立し、これ以上折衝が必要なくなったため、本会議でスピード可決された。
水汚染防治法をめぐっては、2013年に発覚した日月光半導体製造(ASE)の違法排水事件で、同法に基づく違法排水への罰金が最高60万元では軽過ぎるとの批判が出て、改正論が高まった。
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