ニュース 金融 作成日:2015年1月23日_記事番号:T00055070
立法院は22日、銀行法、保険法、国際金融業務条例、金融消費者保護法の改正案を一挙に可決した。23日付経済日報が伝えた。
22日は金管会の曽銘宗主任委員の誕生日で、改正案の可決がプレゼントになった(22日=中央社)
このうち銀行法改正案には、▽銀行による投資総額を資本金の40%から純資産の40%に変更▽クレジットカードやキャッシングカードのリボルビング金利上限を15%とする▽銀行に保険会社の投資需要に対応する短期金融債の発行を認める──などの内容が盛り込まれた。
保険法改正案は、▽保険会社の自己資本比率が50%未満または純資産がマイナスとなった場合、金融監督管理委員会(金管会)が90日以内に公的管理下に置く▽銀行が保険代理店やブローカー業務に参入することを認める──とする内容。金融消費者保護法改正案は、懲罰的賠償制度の導入などに関するものだ。
国際金融業務条例改正案は、保険会社にオフショア保険部門(OIU)の設置を認める内容だ。
金管会は「銀行法と国際金融業務条例の改正が最も重要だ。両法案の可決により、金管会が積極的に推進するアジア進出政策と中国人の台湾での財テク解禁という最後の2つのピースが埋まる」と指摘した。
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