ニュース 食品 作成日:2015年1月23日_記事番号:T00055075
食用油事件で経営の先行きが不透明になっている頂新国際集団は、味全食品工業の三重工場(新北市三重区)の土地を担保に銀行団から借り入れ、昨年12月27日に返済期限を迎えていた債務65億台湾元(約250億円)と延滞利息・違約金約2,600万元を海外で調達し、22日までに返済した。23日付蘋果日報が伝えた。
頂新は当初、三重工場用地や高層ビル「台北101」の株式を売却し、債務を償還する構えだったが不調に終わり、三重工場用地は競売にかけられる可能性が高まっていた。しかし、債務が償還されたことを受け、競売は回避されることになった。
頂新は「資金は(オーナー一族の)魏兄弟が海外法人から調達したものだ」と説明した。資金は長男で中国食品大手、康師傅控股の魏応州董事長が海外で工面したとされる。
頂新はさらに政府系銀行から借り入れた債務のうち、年内に40億元、来年に52億元が返済期限を迎える。
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