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柯台北市長、第4原発は「誤った政策」


ニュース 公益 作成日:2015年1月26日_記事番号:T00055096

柯台北市長、第4原発は「誤った政策」

 柯文哲台北市長は24日、環境保護団体が主催する「民間エネルギー会議」に出席し、出席した市民から「もしあなたが総統なら、第4原発を廃止に踏み切れるか」と問われたのに対し、「第4原発は誤った政策決定であり、損失を計上して中止すべきだ」との考えを表明した。25日付聯合報が伝えた。


柯市長は、台北盆地の日中の気温は他より4~5度高いが、もし夏季のピーク時の消費電力量を減らすことができれば、供給予備率を下げられると語った(24日=中央社)

 柯市長は「台湾はエネルギー高消費、高汚染の産業に向かうべきではない」とする一方、「第4原発の建設を中止しても、それは問題の開始にすぎない」とも述べ、経済成長維持に向けた総合的な政策的配慮が必要になるとの認識を示した。

 具体的なエネルギー政策については、「風力、水力、地熱、潮力など代替エネルギーはいずれも研究が必要な分野だが、自分は現在台北市長にすぎず、総統にならなければ解決できないものだ」として突っ込んだ言及を避けた。