ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月26日_記事番号:T00055099
経済部統計処が23日発表した昨年通年の商業売上高は、前年比2.7%増の14兆5,376億台湾元(約54兆6,000億円)で過去最高となった。卸売業10兆1,173億元(前年比2.2%増)、小売業4兆74億元(同3.9%増)、飲食業4,129億元(同3.1%増)と、構成3項目ともそろって過去最高を記録した。24日付工商時報が報じた。
これについて経済部は、卸売業は好調な輸出が支え、小売業は景気回復による消費拡大で百貨店、スーパーなどが好調で、インターネット販売など無店舗小売業も成長したと説明した。その上で、食品安全事件が起きなければ数字はさらに良かったと指摘した。
昨年12月の商業売上高は、前年同月比2.5%増の1兆2,736億元で16カ月連続のプラス成長となった。電子部品の輸出やドラッグストアの創業祭(周年慶)セール、忘年会(尾牙)用の家電が好調だった。
経済部は、今年は好景気を背景とした輸出増に加え、サラリーパーソンの給与上昇などが消費に貢献するとみられ、また、原油価格の下落も旅行支出の増加に寄与するなど、商業売上高が引き続き拡大する要因を挙げた。
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