中国のスマートフォン市場で昨年下半期以来の在庫調整が終わりに近づき、３月以降、新機種の量産が開始される見通しだ。26日付電子時報が業界関係者の話として伝えた。
市場関係者は「世界のスマホ市場は成長が鈍化するが、中国では５インチ以上のスマホ市場は新たな機種変更ブームを迎える」とし、出荷規模が第２四半期以降上向くとの見方を示した。市場には中国地場ブランドの今年の出荷伸び率が17％に達するとの見方もある。
それに合わせ、台湾系を含む海外のスマホメーカーは新機種の試験生産に入っている。ただ、地場のスマホメーカーは、４Ｇ対応機種のディスプレイ大型化の趨勢を見極めるため、依然模様眺めムードが色濃く、新機種の出荷はやや遅れる見通しだ。
