ニュース 電子 作成日:2015年1月26日_記事番号:T00055106
26日付経済日報によると、頂新国際集団は傘下の新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)について、保有する52%株式の全てを売却することを決め、交渉を進めているもようだ。早ければ第1四半期末または第2四半期初めにも取り引きが完了すると伝えられている。
台湾スターの買収については同業の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)、中華電信および海外の大手通信キャリアが意欲を示しているとされる他、国泰金融控股、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)、正イ集団といった既存株主も共同で100億台湾元(約376億円)の出資を検討しているとみられる。
観測に対し、台湾スターの賴弦五総経理は25日、「株主間のことはよく分からない」と発言。頂新集団の賈先徳広報担当も「関連情報は入っていない」とコメントしている。
2013年に設立された台湾スターは資本金200億元で、第4世代移動通信(4G)事業免許を取得した後に威宝電信(ビボテレコム)を買収。現在の第3世代移動通信(3G)ユーザー数は144万件、4Gユーザー数は約17万件となっている。
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