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アップルウオッチ量産開始、SiP基板出荷100万枚


ニュース 電子 作成日:2015年1月26日_記事番号:T00055111

アップルウオッチ量産開始、SiP基板出荷100万枚

 アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、アップルウオッチは昨年末に量産が始まっており、コアプロセッサー「S1」チップのシステム・イン・パッケージ(SiP)基板を供給する南亜電路板(ナンヤPCB)、景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)の1月出荷は100万枚を超えたと、サプライチェーン関係者が話した。26日付工商時報が報じた。

 アップルウオッチは既にアップルの公式ホームページに3種類の製品が掲載されている。観測によると、2月末に発表後、発売。業界では今年通年の出荷台数は3,000万~4,000万台と予想されている。

 アップルウオッチには、タッチセンサーを担うタプティックエンジンと、▽Wi-Fi▽決済機能アップルペイを実現する近距離無線通信規格(NFC)▽パワーマネジメント(電源管理)▽第3世代移動通信(3G)ベースバンド伝送▽メモリー──などあらゆる機能のチップを統合したS1が内蔵されている。S1のSiP基板は難易度が高く、価格は一般のARMプロセッサーが採用するフリップチップ・チップスケールパッケージ(FCCSP)より4~5倍高い。

 S1のSiPパッケージング・テスティング(封止・検査)は日月光半導体製造(ASE)が受注している。