ニュース 電子 作成日:2015年1月26日_記事番号:T00055112
台湾の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業界では、モバイル機器の普及に伴い、ファンアウト型ウエハーレベルパッケージング(FO-WLP)の受注が今年以降、増加するとみられている。26日付蘋果日報が伝えた。
FO-WLPには、台湾積体電路製造(TSMC)、日月光半導体製造(ASE)、矽品精密工業(SPIL)がいずれも積極的に参入の構えを見せている。
FO-WLPは、基板が小型化でき、コスト削減につながるメリットがある。これまでは技術のハードルが高く、歩留まり率が伸び悩んでいたほか、投資費用がかさむことが業界のネックとなっていたが、最近は技術がほぼ成熟に向かい、今年から受注が増える見通しだ。
電子産業研究機関の米テックサーチによると、スマートフォンやモバイル機器のコスト削減要求で、FO-WLP市場は2013年の3億ユニットから18年には19億ユニットに拡大すると見込まれている。
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