ニュース 社会 作成日:2015年1月27日_記事番号:T00055120
新竹県政府は26日、同県新豊郷の家禽(かきん)飼育施設1カ所でH5N2亜型とH5N8型の鳥インフルエンザウイルスが確認されたとして、アヒルとガチョウ約1,000羽を殺処分した。今回の鳥インフルエンザ流行で、新竹県での感染確認は初めて。27日付聯合報が伝えた。
雲林県は沿海部の養鶏場が壊滅状態となっている。死んだニワトリは消毒された上でビニール袋に詰められる(中央社)
一方、台東県でも疑い例が報告されたが、検査結果は「陰性」だった。
行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局(防検局)の集計によると、疑い例の報告は13の県、市の512カ所に増え、うち368カ所で感染が確認された。殺処分されたか鳥インフルエンザで死んだ家禽類は合計179万羽に上った。
鳥インフルエンザの流行は家禽類の販売に深刻な影響を与えており、一部には値上げ現象が見られる。基隆市の鶏肉販売業者は、売り上げが10分の1に急減後、ニワトリ1羽の価格を500台湾元(約1,900円)に引き上げた。
農委会の陳保基主任委員は「家禽の食肉処理を数日(4日間)禁止したが、ニワトリ、アヒル、ガチョウの供給量は十分で、小売価格を値上げする理由はない」と述べ、不合理な値上げについては、行政院消費者保護処に苦情を寄せるよう呼び掛けた。
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