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桃園の違法建築工場、火災で14人負傷


ニュース 社会 作成日:2015年1月27日_記事番号:T00055121

桃園の違法建築工場、火災で14人負傷

 26日午後4時25分ごろ、桃園市中レキ(レキは土へんに歴)区北園路の工業団地内にある鉄筋プレハブ造りの工場で爆発火災が起き、従業員14人(うち外国人7人)がやけどを負った。うち外国人2人と台湾人1人は熱気を吸い込み、肺にやけどを負い重体となっている。27日付中国時報が伝えた。


火は出火から約3時間後の午後7時半ごろに下火となった(26日=中央社)

 工場の建屋は6階建てで、敬達烤漆、欣新開発の2社が入居していた。火元は敬達烤漆がワニス焼き付け作業を行っていた3階部分とみられる。内部には大量の強酸性、強アルカリ性物質があり、急速に延焼した。建物は5、6階部分が違法建築だった。

 鄭文燦桃園市長は「最近の火災は制度面の問題を浮き彫りにした。管理対象に入っていないものについても改めてリストアップを行う。(違法建築は)これまで撤去に踏み切っていなかったものについても、全面的な取り締まりに努めていく」と述べた。

 桃園市では今月20日、違法建築のボーリング場火災で20代の若手消防士6人が死亡した事故があったばかりだ。