ニュース その他分野 作成日:2015年1月27日_記事番号:T00055124
中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の唐明輝駐ベトナム代表によると、2014年の台湾の対ベトナム貿易総額は約99億5,000万米ドルで、前年比17%増となった。ベトナムでは昨年5月に反中暴動が発生し、台湾企業も大きな被害を受けたが、貿易総額は大幅に伸びた。27日付工商時報が報じた。
台湾からベトナムへの主な輸出品は、▽電子部品▽機械設備▽紡織品・靴の原料・副原料──。一方、ベトナムからの主な輸入品は▽農漁産品▽天然ゴム▽衣料品──で、双方の貿易は補完性が高い。台湾は対ベトナム貿易で毎年約70億米ドルの黒字を計上している。
台湾の1988年から14年3月までの対ベトナムへの累計投資額は273億米ドルで、海外子会社経由を含めれば、首位の日本(353億米ドル)に匹敵する。
ベトナム政府は領土問題から中国依存リスクを低減する方針で、台湾企業にとっては依然市場開拓の余地がある。TAITRAでは、今後は従来からの加工貿易に加え、ベトナムの内需市場に進出し、新たな貿易のチャンスを拡大したいとしている。
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