ニュース 運輸 作成日:2015年1月27日_記事番号:T00055127
欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和政策(QE)の導入決定、および中国の春節(旧正月、今年は2月19日)需要で貨物量が増加していることを受け、上海航運交易所(SSE)がまとめた23日付の上海発欧州向け1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり運賃(オファー価格)は1,256米ドルと、前週比24.6%上昇した。これにより、長栄海運(エバーグリーン・マリン)、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は第1四半期の業績見通しが明るくなった。27日付経済日報が報じた。
業界関係者は、ECBの量的緩和導入により欧州経済が好転するとの心理的要因、および中国の春節需要で液晶テレビといった電子製品、家具、既製服などの貨物量増加が運賃を押し上げたと分析した。
台湾のコンテナ海運業者は、海運世界最大手のマースクが2月1日より極東〜欧州航路で1TEU当たり300米ドルのピークシーズン・サーチャージ(PSS)の徴収を始めると発表したことも、欧州航路の運賃上昇を促したと指摘した。
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