ニュース 電子 作成日:2015年1月27日_記事番号:T00055141
市場調査会社のIHSディスプレイサーチによると、スマートフォンの普及を受け、昨年は携帯電話端末向け液晶パネルの出荷量が前年比10.5%増の20億600万枚で過去最高を記録した。27日付工商時報が伝えた。
製品別に見ると、低温ポリシリコン(LTPS)パネルのシェアが昨年は22.5%となり、前年の18.6%を約4ポイント上回ったのが目立つ。LTPSパネルの出荷量は通年で34%増の4億5,000万枚だった。
IHSディスプレイサーチは「昨年の携帯電話端末用パネルの出荷増は、中国市場とアップルのiPhoneが主導した」と指摘した。iPhone6とiPhone6プラスはLTPSパネルを採用し、LTPSパネルの出荷量は第3四半期の1億500万枚から第4四半期には1億5,500万枚へと48%も増えた。
一方で、スーパーアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルやアモルファスシリコン(a−Si)TFTパネルのシェアは低下した。
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