ニュース 電子 作成日:2015年1月28日_記事番号:T00055167
メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は27日の業績説明会で、昨年連結決算で純利益44億2,700万台湾元(約170億円)を計上し、通年で黒字転換を達成したと発表した。売上高は前年比6.5%増の400億3,900万元で、金融危機前の水準を回復する過去2番目に高い数値となった。28日付工商時報などが報じた。
今年の見通しについて蔡篤恭パワーテック董事長は、第1四半期はメモリー市場の非需要期となるが、2月の春節(旧正月、今年は2月19日)以降需要が回復し、四半期ごとに業績成長が期待できると説明した。
製品別では、NAND型フラッシュメモリーは今年、汎用型製品の需要が良くないものの、企業による需要は依然強いとの見通しを示した。また、SSD(ソリッドステートドライブ)は販売好調が期待でき、採用されるNAND型フラッシュメモリーは2月以降、封止・検査の受注が好転するとした。
ロジックICも、顧客の在庫調整が間もなく終わる見通しであることから、2月以降受注が増えるとした。特にここ数年積極的に投資しているハイエンドのフリップチップパッケージでは、顧客が量産段階に入るため、下半期は上半期よりも大幅に改善すると指摘した。
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