ニュース 電子 作成日:2015年1月28日_記事番号:T00055169
フラッシュメモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)と同業のスパンションは27日、これまで世界で繰り広げてきた特許訴訟で和解したと発表した。米国の国際貿易委員会(ITC)、連邦地方裁判所、米国特許商標庁(USPTO)、およびドイツの案件が含まれる。28日付工商時報が報じた。
マクロニクスは、和解の範囲には川下の顧客も含まれ、争点だった特許はクロスライセンス(相互ライセンス)を交わすと説明した。金額など詳細は公表しなかった。
マクロニクスは今年、成長著しいモノのインターネット(IoT)とウエアラブル(装着型)端末市場を開拓する。先週はウエアラブル端末向けに、電源電圧1.7~3.6ボルトで、消費電力を従来より60%削減できるNOR型フラッシュメモリーソリューション「MX25Rファミリー」を発表した。
マクロニクスは早い段階からウエアラブル端末市場展開を進めていた(同社リリースより)
マクロニクスの昨年連結売上高は224億1,400万台湾元(約850億円)で前年比0.9%増。第1~3四半期は純損失41億7,400万元だった。
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