ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

株式市場活性化策、値幅制限緩和へ


ニュース 金融 作成日:2015年1月28日_記事番号:T00055171

株式市場活性化策、値幅制限緩和へ

 金融監督管理委員会(金管会)は27日、証券業界関係者との会合で、値幅制限の緩和など株式市場活性化策を取りまとめた。来月にも正式に発表される運びだ。28日付経済日報が伝えた。

 活性化策は▽値幅制限を現在の上下7%から10%に緩和▽現物株の日計り取引(デイトレード)の対象銘柄(現在200銘柄)を400~600銘柄に拡大▽信用取引の上限撤廃──が主な内容で、今年第3四半期にも実施される見通しだ。金管会は株式の出来高増加につながると期待している。

 業界関係者との会合では、値幅制限緩和に向けた実務的な問題や作業スケジュールに議論が集中したもようだ。これに先立ち、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)などは証券会社にシステム変更にかかる期間を照会。大手証券会社は2~3カ月で対応できるのに対し、零細証券会社は半年程度を要することが分かった。このため、一連の規制緩和の時期はまだ流動的だ。