ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月29日_記事番号:T00055186
マスターカードが28日発表した「家計における購入優先度調査」によると、台湾の消費者が毎月外食に支出する金額は約5,280台湾元(約2万円)と、昨年に続いて過去最高を更新した。調査対象のアジア・太平洋地域16市場のうち台湾は5位で、4位の日本の5,550元に迫った。29日付蘋果日報が報じた。
外食費の上位3位は、▽香港、6,810元▽シンガポール、6,720元▽中国、5,850元──。16市場の平均は3,600元だった。
調査は、台湾の消費者は飲食店の質と環境を重視しており、高級レストランに行くことも多いと指摘した。一般のレストランで食事する消費者は37%だった一方、ホテルに併設された高級レストランに行く消費者は34%と、中国の42%に次いで2番目に高く、平均23%を大きく上回った。高級レストランでクレジットカードを利用する消費者は82%と、香港の92%に続き、シンガポールと並び2位だった。 外食の前にインターネットでレストランの評価を確認する消費者は64%と、16市場で最も高かった。会計時にクレジットカードの優待情報がないか確認する消費者も68%と、香港を抜き最も高かった。
一方、台湾では昨年、食の安全を脅かす問題発覚が相次いだが、消費者の14%が今後6カ月、外食の機会が増えると回答した。これらから、外食の意欲は低下しておらず、グルメを楽しむのにお金を使う気があることがうかがえる。
調査は、昨年10~11月にアジア・太平洋地域16市場の消費者計8,235人を対象に実施した。
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