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ギガストレージ、ダイアタッチ剤部門が独立へ


ニュース その他製造 作成日:2015年1月29日_記事番号:T00055189

ギガストレージ、ダイアタッチ剤部門が独立へ

 太陽電池用シリコンウエハーの国碩科技工業(ギガストレージ)および太陽電池用導電性ペーストの碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)の陳継仁董事長は28日、グループのペースト技術を基に開発した、発光ダイオード(LED)や受動部品、医療用消耗材などに応用可能なダイアタッチ剤事業を独立させる考えを表明した。29日付工商時報が報じた。

 同グループのダイアタッチ剤事業の売上高は今年、前年の3〜4倍に成長し、1億台湾元(約3億7,400万円)を突破すると予測されており、さらに粗利益率は60〜80%が見込まれている。

 なおギガストレージのシリコンウエハーについて陳董事長は、米国に輸出される台湾製太陽電池に対し、台湾メーカーに不利となる反ダンピング関税が課されることが確定したことを受け、台湾太陽電池業界で変換効率の高いシリコンウエハーの使用量が増え、ギガストレージに有利に働くと予測。現在70%となっている同社の稼働率は3月には100%に達するとの見方を示した。