ニュース 電子 作成日:2015年1月29日_記事番号:T00055197
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は28日の業績説明会で、昨年第4四半期の純利益が前期比56.5%増の45億6,000万台湾元(約170億円)となり、過去7年で最高を記録したと発表した。29日付工商時報などが報じた。
これについてUMCの顔博文執行長は、本業のファウンドリー事業で稼働率が93%を維持し、28ナノメートル製造プロセスの売上構成比が7%を超えたことが利益を押し上げたと説明。さらに高誘電率膜・金属ゲート(HKMG)プロセスでの出荷量が多結晶シリコン酸窒化膜(SiON膜)プロセスを上回ったことも一因だとした。また、特殊要因として富士通からの40ナノプロセスに関する権利金、50億円の収入があったことを挙げた。
なお昨年通年の営業利益は前年比149.9%増の100億7,600万元となり、純利益(単独)は前年比3.87%減の121億4,100万元を計上した。
今年第1四半期の出荷見通しについてUMCは、ファウンドリー事業の出荷量が前期比2~3%増、平均単価も3%上昇し、好調を持続すると予測している。
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