ニュース 政治 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055205
柯文哲台北市長は29日、汚職撲滅と公共事業の透明化を目指す「廉政透明委員会」の初会合を開き、松山たばこ工場跡地での台北文化体育園区(台北ドーム)など同市で進められている大型プロジェクト5件を調査対象にすることを確認した。30日付蘋果日報が伝えた。
柯市長(左7)は、従来と違い、外部の委員を市政府の2倍にすると話した(29日=中央社)
調査対象となったのは、台北ドームのほか、▽新店機廠(車両基地)共同開発(通称・美河市)プロジェクト▽台北駅周辺の高層ツインビル「双子星大楼」開発計画▽松山文創園区▽三創資訊園区──の計5件。
召集人を務める柯市長は「過去の機密文書は、安全保障上の問題がない限り、全て機密指定を解除する。廉政透明委員には市政会議の議事録や公文書を閲覧、調査する権利を与える」と述べた。関連文書は委員の同意に基づきインターネット上に公開される。
柯市長は調査機関は最長3カ月として、遅くとも4月末までに調査結果を明らかにすると表明した。
廉政透明委の委員21人は、市政府から7人、残りは外部から招いた。うち6人は未定で、自薦による公募を受け付けた上で、委員による選抜と市長室会議での投票により上位を任命する。
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