ニュース 運輸 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055208
台北市政府交通局は29日、「台北市タクシー諮詢および審議委員会」を開催し、タクシー運賃の計算式を見直し、平均13.89%値上げする方針を固めた。今後、市政府会議に提出、業界団体や新北市、基隆市政府と実施日を調整し、公告する予定だ。早ければ3月に実施する見通しだ。30日付経済日報などが報じた。
2月14~23日は春節(旧正月)割増で1回20元加算される(29日=中央社)
初乗り運賃70台湾元(約260円)に変更はないが、走行距離250メートルごとに5元の加算運賃を200メートルごとに短縮。また、渋滞や信号待ちなどで時速5キロ以下になった場合、1分40秒ごとに5元加算していたのを1分20秒ごとに短縮する。深夜早朝(午後11時~翌日午前6時)の1回につき20元の加算に変更はない。新たにバリアフリー車両への1回50元の加算を設ける。
タクシー運賃の値上げは2007年11月以来、7年ぶり。台北市公共運輸処は値上げ理由について、原油価格は大幅に下落しているが、車両価格、修理・維持費用、人件費、経費などは上昇し続けており、燃料はコストの13%にすぎず、賃金は69%を占めると説明した。
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