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鴻海出資企業の無料通話アプリ、「台湾でシェア50%目指す」


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055210

鴻海出資企業の無料通話アプリ、「台湾でシェア50%目指す」

 鴻海精密工業の子会社、富智康集団(FIHモバイル)が出資する肯力行網(ConneXionONE)の張乃文董事長は29日、同社が提供する、1カ月に100分間の無料通話が可能なスマートフォン向けアプリ「XONE」について「1,700万件のユーザーを抱える台湾スマートフォン市場でシェア50%を目指す」と語った。30日付経済日報が報じた。

 XONEはアンドロイド端末向けにグーグルの「グーグルプレイストア」で無料提供されており、同アプリをダウンロードすれば台湾、中国、日本、韓国、シンガポール、米国など17カ国・地域の携帯電話および固定電話に電話をかけることができる。相手側に同アプリがインストールされている必要はない。これまでの累計ダウンロード数は延べ10万件に迫っているという。

 なお肯力行網に対する富智康の出資比率は約10%となっている。