ニュース 食品 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055218
台北市政府衛生局は29日、土産用食品大手の新東陽が台北市内の直売店舗で販売していた伝統食品の豆乾(圧縮、脱水した豆腐)などから、発がん性リスクが指摘されている工業用着色剤「ジメチルイエロー」が検出されたと発表した。30日付中国時報が伝えた。
新東陽に豆乾を供給した冠志陽には罰金50万台湾元(約190万円)が科される見通しだ(台北市衛生局リリース)
同局は食品業界で昨年、豆乾にジメチルイエローが使用される事件が起きたことから、店頭で豆製品49点のサンプルを採取し、成分を検査したところ、10点からジメチルイエローが検出された。
問題の商品は、新東陽大園工場が出荷した「新東陽香辣豆乾」をはじめ、裕香食品の5点、天素食品の3点、麦君食品の1点。
新東陽は「問題の豆乾は自社で生産したものではなく、原料は冠志陽黄豆食品行(桃園市)から調達したものだ」とした上で、店頭から撤去する措置を取ったと説明した。
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