ニュース 電子 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055219
プリント基板(PCB)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)が29日発表した昨年の純利益は8億2,400万台湾元(約31億円)で、過去15年で最低となった。売上高は前年比3.04%増の617億5,500万元、粗利益率は9.91%。
特に昨年第4四半期は純利益が前期比85.85%減の6,000万元にとどまった。これについて同社は、▽在庫損失の計上▽生産ラインの稼働不足によるコスト増▽営業費用の増大▽業務外損失▽高い所得税率──などの理由を挙げた。今年第1四半期は赤字転落の恐れもあるという。
一方、今年も設備投資は積極的に続ける方針で、見込み額は106億6,600万元と昨年の102億元を上回る。設備投資に100億元以上を投じるのは3年連続となる。
設備投資対象の6割以上はIC基板で、PCBには約3割を振り向ける。IC基板は半分以上がフリップチップBGA基板の新工場への投資で、PCBは大部分が高密度多層(HDI)基板向けだ。
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