ニュース 電子 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055220
世界で13億9,000人が利用している交流サイト、フェイスブック(FB)は29日、シンガポール、香港に続き、台北事務所の設立を発表した。台湾のインターネット広告市場で、ヤフーとグーグルに挑む。30日付工商時報などが報じた。
ニアリー副社長(左2)、梁・大中華区総経理(右2)。オープン式典は台北市万華区・西門町の誠品生活116ビル5階で、マスコミ非公開で開催された(29日=中央社)
ダン・ニアリー・アジア太平洋担当副社長は、台湾は世界で最もフェイスブックが普及しており、重要な市場だと指摘した。台湾の毎月利用しているアクティブユーザーは1,500万人で、モバイル端末での利用は1,300万人と86%に上る。梁幼苺・大中華区総経理は、毎日の利用は1,200万人で、モバイル端末だけでも1,000万人に上ると指摘した。
ニアリー副社長は、今後の方向性として、▽ブランド、中小企業を問わない、ローカル企業のマーケティング支援▽アプリ(APP)開発支援▽他社の広告システムではできない、フェイスブックログインによるユーザー認証サービス提供──を挙げた。
フェイスブックは、事務所の所在地を公開していない。経済部商業司には▽社名、台湾臉書▽資本金、300万台湾元(約1,100万円)▽所在地、台北市信義区松高路9号27階(誠品信義書店が入居する統一国際ビル)▽代表者、梁幼苺(大中華区総経理)──と登記されている。現在は20人以下の少人数体制とみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722